2023年8月4日北海道当別町にロイズカカオ&チョコレートタウンがオープンしました。
当別といっても札幌大橋を通って石狩川を越えたらすぐのところにあるので、札幌から車でさほど遠くありません。
この施設はロイズタウン工場に併設しており、有料でカカオの栽培からチョコレートができるまでを楽しく学ぶことができます。(売店のみの場合は入場無料です)新千歳空港にもチョコレートの製造を見学できる施設がありますが、ロイズカカオ&チョコレートタウンは「体験」もできるようになっていて、規模も違います。筆者も行く前は正直なところ、ただの工場見学だろうと期待していなかったのですが、予想以上に楽しむことができました。子供だけでなく大人も一度は見に行ってもらいたい施設となっています。
ローズガーデン
施設入り口には立派なローズガーデンがあります。ガーデンの開園は9月上旬ごろまでです。
あいの里のロイズのローズガーデンはここより更に広いです。場所も近いので時間と時期が合えば合わせて見に行ってもいいですね。
有料ゾーン
受付をすませたらエレベーターで3階へ上がります。
事前予約を14時にしていたのですが、13時に行っても入れてもらえました。スマホで予約した時に発行されるバーコードを機械でピッと認識するだけです。入場ゲートは並んでなく、すぐ入れました。立地的にも客足はすぐ落ち着きそうです。
まずはカカオの栽培ゾーンです。カカオをどのように栽培しているか学ぶことができます。
この時はまだオープンしたての施設で、他のお客さんも初めて来るのでとりあえず全部体験して回ろうと思うのか、箱を動かすだけの展示物等に列が。みんな並んでるから並んでみたけど、やらなくてもよかったなと思うものもありました。
子どもの自由研究のテーマに困ったら「チョコレートができるまで」を調べても良さそうです。
展示物がたくさんあります。中はどうなってるのかな?と開けてみたくなる作りですね。
次は工場ゾーン。壁にプロジェクションマッピングのように投影されていて、画像は静止画ですが、実際は動く展示になっています。カカオ豆をどのように加工しているのか学べます。
続いてプレイエリアです。「全部回るのに1時間半から2時間かかる」と言われた理由がわかりました。
チョコレート作る作業ゲームが並んでいて、青少年科学館のような感じで遊んで回れます。
これはシューティングゲームですね。他にもクイズだったり、チョコの空気を抜くゲームだったり、たくさんあるけど全部やりたくなります。一番滞在時間の長くなるエリアですね。
上手くできたらSランク!
続いてミュージアムです。チョコレートのパッケージが並んでいます。見たことがあるものを探すのも楽しいですね。
他にも絵画やアンティークが展示されています。
お待ちかねの体験コーナー
券売機でチケットを購入します。一つ1500円で、付き添いは一人までです。最終受付は16時となっています。
食べ物を扱うので、帽子を嫌がる子は中に入れません。マスクがない人は貰えます。エプロンもつけます(付き添いで入る人は帽子とマスクだけです)
チョコレート液を乗せたトレイを持って移動するので、小さな子は大人と入ったほうがいいです。
メインのトッピングは2袋使えます。ドライフルーツ一袋とミックスナッツ1袋づつでも、同じのを2袋でもOKです。苦手なら使わずにサブのトッピングだけでも大丈夫です。チョコレートの液の入った型を店員さんから受け取ってトッピングのテーブルに移動します。
サブのトッピングは使い放題です。どれだけかけてもいいなんてすごいですね。
トッピングが終ったら冷やします。冷やしてる間に持ち帰り用の箱を組み立てておきます。
ネコちゃんチョコレートのできあがり!メインのトッピングはほんの少ししか使わず・・・。
ちなみに全面ホワイトチョコレートでも、半々でもできます。
板チョコ1枚に1500円って高いと思いますか?しかし約23cm×12cm、高さ1cm程の結構なサイズでして…。トッピングし放題でチョコ作りもできることを考えたら格安だと感じました。どちらかというと集客のためのもので、利益は度外視なのかもしれません。チョコ作りは子供でもできて簡単だけど、食べきるのは大変な量でした。
売店 オススメ商品
ロイズタウン限定の商品もあります。
ミニサイズの駅名標…5500円。
40周年記念商品。ロイズタウン限定ではないです。多店舗でも購入できます。
ピザもあります。これは東苗穂店にはないやつですね。ジンギスカン味が気になるけど、売り切れてて無いです。ロイズのパンは美味しいので、私もよく買ってます。中身のちゃんと詰まったカレーパンも、ケーキのようなデザートパンも美味しいです。ロイズのパンはオススメです。
新商品。生チョコレートのオーレを使ったクリーム入りのパンです。生チョコレートを使ってるから、大人には少々甘いですね。喉が焼け付くような濃い甘さ。ただ、普段少食な娘の食べっぷりがすごかったです。また食べたいと言われてしまいました。
チョコポテチ。これ、お土産で持ってくと喜ばれるんですよね。チョコの油分で手がギトギトになるけど、それでも美味しいから食べちゃう。
ロイズと言えば、生チョコレートですよね。千円を切る値段で高いクオリティ。定番だし間違いないです。
ただ今回は、あえてクッキーをオススメしたいです。
筆者が子供の頃、ロイズ東苗穂本店はコンビニの半分位の小さなお店でした。チョコももちろん売っていますが、クッキーを目当てによく行ってました。1枚百円程のクッキーは子供の私には高級品でしたね。「お家で作っても絶対こんなの作れない。こんな美味しいクッキーどうやって作ってるんだろう?」と幼いながらに感動したのを覚えています。厚みがあるけど、硬くはない。だからと言ってシットリしているわけでもない。サクサクというよりシャクシャクな口溶けの良い食感。クッキーはロイズが一番好きです。バラ売りしてるので、興味を持って頂けたらぜひ食べてみてほしいです。
アクセス 予約方法
住所
〒061-3775
北海道石狩郡当別町ビトエ640-15
電車の場合は近くにロイズタウン駅があり、シャトルバスも運行しています。数分歩きますが、徒歩でも行ける距離です。周辺にほとんど建物がないため、駅を出たらすぐロイズが見えます。
駐車場は広大な土地にあるので、断言はできませんがよっぽど大きなイベントでもないかぎり休日でも停められると思います。
開館時間
10:00~17:00(有料ゾーンの入場は15:00までです)
1階ショップは9:00~18:00営業
入場料
大人(高校生以上)1200円
こども(4歳~中学生)500円
三歳以下 無料
障がい手帳をお持ちの方 500円(付き添い一人まで500円)
予約方法
公式サイトにて事前予約ができます。カレンダーで空いている時間を選択して購入に進みます。
10時から15時まで、1時間刻みで予約枠があります。3歳以下の無料の子供も予約が必要です。
支払方法はクレジットカード決済かⅾ払いとなっています。
終わりに…
今回は当別に新しくできたロイズカカオ&チョコレートタウンを紹介させていただきました。北海道の新たな観光スポットが一つ増えましたね。
東苗穂店もお店を建て直し、リニューアルして大きくなりましたが、皆さんはもう行ってみたでしょうか?二階建てになって、ゆっくり休憩できるスペースもあります。
東苗穂店は何度も売り場をリニューアルし、時にはケーキ、時にはスープを売っていることもありました。試行錯誤を繰り返し、常に進化を続け、今のチョコとパン、ソフトクリームという形になったようです。長年親しまれてきた裏には、ロイズコンフェクトの努力があったのでしょうね。